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フランケンシュタインの花嫁のtaikingのレビュー・感想・評価

4.0
前作1931年版にて不満だったのが怪物の描写でした。「恐ろしいモノ」としての怪物の描き方は素晴らしいものがあるのですが「悲哀の怪物」という、原作通りの良さに直結するものがありませんでした。

続編である今作ではその「悲哀に満ちた怪物」が描かれていて非常に良かった。また、原作には無かった「怪物の伴侶」が映画なりの解釈で描かれた点も嬉しかった。しかしあまりにも尺が短かったので残念だったかなあ。更に今作のマッドサイエンティストはフランケンシュタイン以上のマッド具合でグッド。

名作古典映画として十分な作品でした。
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