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動物オリムピック大会のTnTのネタバレレビュー・内容・結末

動物オリムピック大会(1928年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

 続・村田安司アニメーション。非常に和気藹々とした物語で楽しく、さらにてんやわんやのあげく大会の優勝トロフィーがおじゃんになり、結局そのてんやわんやが良かったよねみたいな理想郷的な話で幸せ。結局特性は人それぞれあって、「一位」なんてないという(もともと特別なオンリーワン♪)。またとにかくアニメならではのコメディー表現が多彩で見応えあり。ゾウとブタが特に可愛い。全体的に丸っこく描かれてるからゆるキャラ感ある。

 笑う表現の時、キャラクターのコマを早くしている。セル画一枚一枚丁寧にするだけでない、その技術の持つ表現力を最大限活かそうとする村田安司の試みは今作からも見て取れる。
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