メリル・ストリープとエイミー・アダムスが共演する料理をめぐる２人の女性の物語で実話がベース。「ユー・ガット・メール」のノーラ・エフロンの作品です。
家庭で誰でも作れるレシピを本を出版したジュリア（メリル・ストリープ）。その５０年後に彼女のレシピに挑戦しブログに書き綴るジュリー（エイミー・アダムス）時間軸の違う２人のストーリーが交互に語られる構造となってます。シーンの繋がりが絶妙で面白い。
美味しそうな料理が次々に出てくる飯テロな映画です。彼女たちは本とブログという違いはあれど料理に向き合いそれを表現していく。それぞれ事情を抱えて悪戦苦闘しながら頑張るんですが、そこはあまり重苦しく描いてないです。ここは好みが分かれそう。
話も終盤に差し掛かったところでジュリアがショッキングな事を言っているのをジュリーは知ります。ここは世代間格差なのかなぁ？新しいものは理解されるのに時間がかかる部分もありますし。ただジュリアが苦心して本を作り上げた物語を見ると、お前ただマネて作っただけやろ？っちゅう彼女の気持ちも分からんでもない。
オチもやや薄味かな。
主演のお２人さんが本当に可愛らしい女性を演じていて魅力たっぷり。僕もデタラメな男の料理くらいはするんですが、鑑賞してると何か作りたくなってきますね。
