ENDO

まごころのENDOのレビュー・感想・評価

まごころ(1939年製作の映画)
4.0
母と父それぞれ結ばれなかったからこそ生まれた我が身。唐突な祖母のカミングアウトの仕方に打ち震える。次には河べりで水遊び。富子と信子の肢体のスラリとした大人と子供の真空地帯。健康な曲線美は戦時中の日本にどう映ったのか?親友は正反対だからこそ惹かれ合う。遠く過ぎ去った失恋の選ばなかった道が成長して邂逅する。おんぶと肩たたき。日本が失ったた慕情。華々しい出征の見送りは今では苦い余韻。
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