2009年のサスペンス。フィラデルフィアで強盗が妻子を殺害する事件が発生。犯人は逮捕されが、決定的証拠に欠け、野心家の検事補ニック(ジェイミー・フォックス)は主犯ダービーに司法取引を持ちかけ、極刑が回避される。10年後、夫のクライド(ジェラルド・バトラー)は出所していたダービーを殺害、収監される。検事局トップの地方検事役にブルース・マッギル。
邦題がいけません。原題は「Law Abiding Citizen」（法を遵守する模範的市民)で、主役はあくまでニック。批評家受けは悪いが、面白い！緊迫感のある展開で、無駄なシーンがなく、クライドの正体は？協力者は？と引き込まれる。
まあ出来すぎ、やり過ぎのきらいもあるし、最後は釈然としない。米国の司法制度を巡る話だが、なんか安倍元首相銃撃を思い出した。
22年5月、続編の企画が発表されている。
✳️再観賞(①2011/8)
