不完全なる報復
突然の強盗により、最愛の妻と娘を失ったクライド。
裁判により容疑者を裁こうとするが証拠不十分なため、司法取引により有罪という肩書きだけを勝ち取る。
それから10年が経ち、クライドによる恐ろしい復讐劇が始まる。
・感想
惜しいなー。ラスト10分まではめちゃめちゃ面白かったんだけど、最後の結末がダメダメでした。
司法制を批判するクライムサスペンスにしたいなら最後の勝者はこっちじゃないでしょうと。
この結末は個人的には完全にミスガイドだと思います。
・印象に残った点
@ジェラルドバトラー
基本的に彼が悪役演じてるの見たことなかったけど、全然イケるやん。
強面の風貌も相まってクライドはラスト10分までは、セブンのジョンドウに匹敵するくらいのサイコパスでした。
@種明かし
クライドがどうやって復讐劇をやってたかとかは個人的にはいらなかったかな。全く種明かしなしで司法側の完全上からクライドにマウント取られ続ける展開が見てたかったです。
あまりオススメはできませんが、ミステリー、サスペンス好きで二時間以下で見られるので気軽ではあるかも。