松原慶太

完全なる報復の松原慶太のレビュー・感想・評価

完全なる報復(2009年製作の映画)
2.7
妻と娘を目の前で惨殺された男(ジェラルド・バトラー)が、保釈された殺人犯のみならず、司法取引をした検事(ジェイミーフォックス)たちにまで復讐していく話。

着想は面白い。膨れあがった男の怒りが、アメリカの司法制度そのものにまで向けられるという展開は斬新。ただ中盤以降がやや荒唐無稽すぎる。

ラスト、男の復讐は失敗したかに見えるけど、検事を変えたという意味において、目的は達していたのじゃないのかな。
松原慶太

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