荒野の七輪

青い春の荒野の七輪のレビュー・感想・評価

青い春(2001年製作の映画)
4.6
不良とは無縁の学生時代を過ごした自分でも感情が揺さぶられた映画でした。

大人になるまでの猶予期間でありながら、人生の分岐点に強制的に立たされる高校時代。夢を持つことを周囲の大人達に期待されるも、何者にもなれない自身の矮小さを悟った若者達。
やり場のない承認欲求と現実との狭間で引き裂かれるような痛痒に泣くほど共感しました。
荒野の七輪

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