このレビューはネタバレを含みます
言いたいこともやりたい事も分かるし、完成された世界観だとも思う。
青春の閉塞感があって、もどかしいんだろうなあって最後まで感じられた。他より強くあろうとするが故に、無茶にも虚勢にも、反射的に手を出しちゃっているあの感じ。
だからこそかな。徹底的に空気が完成されているからこそ、評価が両極端に分かれる作品。好きな人は大好きだろうなぁ。わたしは受け入れ難かった。理解できるけど、好きにはなれない。こんな動機で低評価してしまうのは冒涜かもしれないけど、高評価ができない。作品としては完成している。青春すぎて苦しい映画。