atsushi

青い春のatsushiのレビュー・感想・評価

青い春(2001年製作の映画)
3.9
2019/11/22 1回目
【2019年175本目】
社会人になってしまった私からすれば、
怖いもの無し、ルール無用の彼らが眩しい、
眩しすぎる。

物静かに淡々とインパクトの強い出来事が起こっていく。それを物語るように、映像も多様な撮影手法を巧みに組み込んだ凝った作りをしています。

チバユウスケの音が本当にしっくりきますし、
何より、私が中学時代擦り切れるほど観た、
「クローズZERO」を思い出します。
そういえば、豊田監督はクローズの続編の監督ですね。

ラストカットは、口や態度では反発しつつも、互いに心の中には友の面影が確かに存在していることを端的にあの画だけで表現してしまった、
名シーンだと思います。
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