テルモト

足摺岬のテルモトのレビュー・感想・評価

足摺岬(1954年製作の映画)
3.9
いつだって人の心の中の感情は時代に置いてけぼりになる。
生きるって本当に苦しいなぁ。
幸せのために生きるには、少し勇気がいる。
流されて流されて、、
一生懸命にただただ生きることしか出来ない。
岬の岩に打ち付ける激しい波のように試練は何度も何度もやってくる。
それでも生きる。
死ぬことは負けることだから。

『生きろ。』と強く訴えてくる映画。苦しく真っ暗な時代に撮られた映画。静かだけれどとても強い映画。

今観てよかった。
テルモト

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