kazu1961

エクソシストのkazu1961のレビュー・感想・評価

エクソシスト(1973年製作の映画)
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「エクソシスト」
原題「The Exorcist」
1974/7/13 公開 アメリカ作品2018-151
再鑑賞
※レビュー点数はディレクターズカット版に表記

ディレクターズカット版で再鑑賞。
劇場鑑賞が当時、中学生で鮮烈な印象を植え付けられた作品でした。
この世代にとってはオカルト映画の代表作ではないでしょうか。一大オカルトブームを巻き起こしましたね。
似ても似つかない亜流作品は数えきれませんが、それらの単なる悪霊退治の映画と完全に異なるのは、母の死に罪を感じる若い神父の葛藤を捉えたストーリーとフリードキンのリアリティを重視したドキュメンタリー・タッチの演出が与えた重厚さに尽きますね。
またスーパーナチュラルな雰囲気を盛り上げる音楽にはマイク・オールドフィールドの“チューブラー・ベルズ”を使用、これが見事に心に残っています。
そして、フリードキン監督が徹底的に観客に恐怖を与えるためにサブリミナル効果を使い悪魔の白い顔を入れ込みました。これらは今の時代、DVDで観ると1/8秒ほどの挿入でも見事に見えてしまうんですね。
オカルト先駆者としては歴史に残る一本ですね!


少女に憑依した悪魔と神父の戦いを描いたオカルト映画の代表作である。本国において1973年の興業収入1位を記録した。第46回アカデミー賞の脚色賞と音響賞を受賞。 題名となっているエクソシストとは、英語で"悪魔払いの祈祷師"という意味である。
ウィリアム・フリードキン監督、出演はエレン・バースティン、マックス・フォン・シドー、ジェイソン・ミラー、リンダ・ブレアなど。
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