【コレ観てると楽器が弾けたらいいなぁ、ダンスが踊れたらいいなぁと、つくづく思う】
やはり自分にはラテンの血が流れていると確信させた映画(笑)。主人公の変装後の精悍な顔立ちがなかなかカッコよろしい。
ただ、天才ピアニストと呼ばれ、将来を嘱望された主人公のキューバ音楽への熱い想いは伝わってくるが、なぜそうなったのかの説明がスコーンと抜けているように感ずる。儂が監督なら、冒頭10分でいいからそんなエピソードを入れたい。幼少の頃、ピアノのレッスンに行く途中の道すがら、ストリートで演奏するサルサバンドとの運命的な出会いをするとかね。