らんらん

或る女のらんらんのレビュー・感想・評価

或る女(1942年製作の映画)
3.0
田中絹代の主演作
現在過去現在、或る女の10年間の物語

【あらすじ】
芝居小屋で奉公しているおしげ(田中絹代)は知人の柴田(河村黎吉)から山楽(徳大寺伸)が東京に帰っていることを知らされる「あれからもう10年、、、」

かつては恋仲だったおしげと山楽、だが山楽はおしげを捨てて上方へ行ってしまう
そのショックを引きずっておしげは暮らしていく、唯一の希望は幼い甥っ子(子役&佐野周二)を立派に育て上げること

10年の間には様々な苦労があるのだが、そんな苦労をも糧にして時は流れていく、、、

【感想】
んーー、うまくあらすじまとまらないw

つまり、田中絹代のいい人っぷり器の大きさというかいじらしさを味わうみたいな感じ
苦労してきた分深みが出て人にも優しくなれるみたいな

美談にしてるとか諦めからじゃないの?とかも言えるんだけど、前を向いて歩んでいく姿は見習いたいところです

うん正直あまり面白くはない、特に感想も浮かばないっていう微妙な映画だった
良かった点は、相変わらず河村黎吉が上手い!あのうさんくさそうな感じ、そしてスラスラとした喋りに引き込まれます

あとは、戦前の木暮実千代を初めて見た
戦後のイメージする姿とはちょっと違った感じです、若くてスリム
でも木暮実千代といえば熟してて豊満でケバい感じが良いんですよねー
なので若いんだけどいまいち魅力を感じない、木暮実千代はケバくなくちゃ!
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