貝崎

スカーフェイスの貝崎のレビュー・感想・評価

スカーフェイス(1983年製作の映画)
5.0
好きです。わかってましたけど。完全に好きすぎるやつです。

トニー・モンタナ(アル・パチーノ)のやっったらギラついた欲望と泥まみれの人生の話。常にフル回転、止まらないジェットコースターにしがみついてるみたいな危うい生き方、誰も信用できなくて、余裕がなくて、多分人生でぐっすり眠ったこと、ないでしょう。気づいたらまわりに誰もいなくて、孤独。本っっ当に悲しい人。こっち側で彼の可哀想な様子を散々見せられてるのに、彼をほんの少しでも守ってあげたいと思わせない、少しの感情移入もさせない、ところが凄い。とにかく、ああなんて可哀想な人なんだろうと他人事みたいに思うだけだった。
でもなんか、振り切れすぎてて、到底誰も敵わない、不思議な魅力があって、釘付けにならずにはいられませんでした。

決してかっこよくない、オトコくっさいくっさい映画。