かつては名テレビプロデューサーとして活躍していたジョアキム。トラブルを起こし干されてしまう。子供、友人、恋人を捨て単身アメリカへ。そして華やかなショーダンサー達と引き連れ再起を図る。
かなりボリュームのあるダンサー達「ニュー・バーレスク」女性のためのショー。
ミミの肩、腕、両足首にタトゥーという個性的なダンサー。
彼女達は何歳の設定なんだろう。
30代?40代?
ストリップダンサーと言うと、とてもスタイルの良い女性を思い浮かぶ。
彼女達のストリップショーはとてもいやらしくなく、ボリュームのある体を惜しむ事なく披露し素敵だった。
ジョアキムはパリには行けずフランスのナイトクラブを巡る。
自分の思いを達成する事もできない彼の切なさ、子供達に会った時の父親の顔、どれも切なさを感じる。
でも、ショーダンサー達の底抜けに明るい姿が切なさを払拭する。
彼女たちにもそれぞれの葛藤はある。
いつまでショーダンサーをやっていられるのか。
哀愁漂う素敵な映画。
ミミのショーは見応えあり。
ラストのジョアキムがちょっとカッコよかった。
ジョアキム役のマチュー・アマルリックが主演、監督を務める。