LaserCats

さすらいの女神(ディーバ)たちのLaserCatsのレビュー・感想・評価

3.8
大好きなマチュー・アマルリックがカンヌで監督賞を獲った映画。
フランス人のプロデューサーが、アメリカのニュー・バーレスクのショーガールたちを連れてフランスツアーをする話。堂々として美しくて面白いパフォーマンスや肉体の生々しさなど、本物のショーガールの皆さんだからこそという感じ。舞台で見せる自信に満ちた姿がかっこよかったですね。
ツアーという限られた時間の中で、主人公やショーガール(主にミミ)たちの人生をあえて言葉で説明させなくても匂わせ想像させる作風が好きでした。
スーパーの店員さんの言動だけは意味不明でビビりました。こわいよ。
主人公はあまり好感度高くないけど、マチュー・アマルリックは憐れな姿が似合うっていうかその独特の変態っぽさが個人的に好きなところというか、魅力がありますね。ヨーグルトの蓋は舐める派なんですかね。
ラストシーンも結構好き。
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