きりん

砂の惑星のきりんのレビュー・感想・評価

砂の惑星(1984年製作の映画)
3.3
いよいよドゥニ・ヴィルヌーヴ版『DUNE』の公開が迫ってきたのでリンチ版をおさらいしておこう٩( ᐛ )و初見時はワケワカメでヾ( ゚⊿゚)ポイッしたけど果たして…

映像化不可能と言われたフランク・ハーバートの長編SF小説。アレハンドロ・ホドロフスキー監督が原作の長さを反映した上映時間10時間以上という構想で着手したものの製作費を捻出できず絵コンテの段階で中止。その後デヴィッド・リンチが尺を短くし公開された作品が本作。


時は10191年。デューンと呼ばれる砂の惑星を舞台に最も貴重な物質である長寿の秘薬・香料メランジを巡り惑星間での争いを描く話。

壮大なストーリーを小さくまとめた為詰め込み過ぎ💦登場人物も多いし名前も難しいので世界観は好きなもののついて行くのがやっと😅てか一分でも気を抜くとおいてけぼりをくらいます。今回はメモを取りながら観たので全容は掴めたもののやっぱり説明不足で難解な印象😅

惑星カラダンを治めるアトレイデス家、惑星ギエディプライムを治めるハルコネン家、惑星カイテインにて宇宙を支配している皇帝シャダム4世、人間電算機(メンタット)の訓練星トライラックス。
これだけでも凄い情報量💦最初の5分ぐらいで次から次へと説明入るからやめてーなる。
主人公はレト・アトレイデス公爵の息子ポール・アトレイデス(カイル・マクラクラン)。ポールの使命、覚醒の物語でもあります。

『スターウォーズ』や『風の谷のナウシカ』への影響もあるようで、フォースのようなものを感じるし王蟲のような虫もでてくる。カルトという意味では評価に値するのだと思う。

あとセリフの半分が心の声です笑
“これも心の声かよ!心の声いらんから演技で見せてくれ”
“カイル・マクラクラン若いなぁ”
↑ これは観ている時の私の心の声です。

後半からのデューンに隠れ住むフレメンの民との共闘によりハルコネンを追い詰めていくのは楽しめた。声(ヴォイス)を用いての攻撃はちとダサいけど🤣
生命の水のくだりは今回も理解できなかったな😅まいっか。

さてさてリブートとなるドゥニ版が楽しみだが私の頭でも理解できるぐらいになっててちょーだい🙏
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