砂の惑星の作品情報・感想・評価

「砂の惑星」に投稿された感想・評価

GreenT

GreenTの感想・評価

4.5
イルーラン姫のオープニング・モノローグが異常に長く、そんなに色々説明されても全く咀嚼できないのですが、そこで諦めないで欲しい!すぐに「スパイス」で充満した水槽に入ったギルド・ナビゲーターが出てきて、『イレイザーヘッド』や、『ツイン・ピークス・リターンズ』を彷彿とさせる、デヴィッド・リンチ・ワールドが繰り広げられる!

CGとかないから、特撮が合成写真?貼り絵?めっちゃシュールだけど、ちゃっちいから笑える、という良さではなくて、本当に独特のスタイルがすごいいいのだ。カクカクしたボディ・シールドなんか、リアルに作られたCGよりよっぽど趣がある。

セットも、やはりCGがないせいなのか、バカでかいセットを作ったらしく、すんごい迫力ある。衣装のデザインも独特だし、未来の話なのに生木やタイルを使った内装がゴージャス!

確かに、話が飛び飛びで分かりづらいけど、中世ヨーロッパの王族の話っていうか、賢く見目麗しい王子様がいて〜、国王が暗殺され〜、圧政されていた地下の民を王子が率いて〜、攻め込んできた悪の王族を倒す!のような基本さえ分かっていれば、あとは雰囲気でオッケー!

王子様を演じるカイル・マクラクランが、すっごい可愛い!2020年バージョンではシャラメが演じるっての、わかる!髪型似てるし。

スティングは、見事な肢体を披露してますなあ。ブラピも真っ青な美しい腹筋!素っ裸になって欲しいという監督のリクエストに、スティングはオッケーしたんだって。自信あったのね。しかし制作会社がだめ!って言って、あの羽のついたTバックをはかされたらしい。

デヴィッド・リンチが好きな人には文句なしに楽しいが、フランク・ハーバードの原作が好きな人にはめちゃくちゃ評判悪いらしく、リンチも、「デューンは、私のキャリアの中で、唯一の失敗作」と公言していて、インタビューでも語りたがらないし、「この映画をもう一度体験するのは辛すぎる」と、ディレクターズ・カットも絶対作らないらしい。2時間程度にまとめないと、1日の上映回数が減って、興行収入が減るからという理由でコンパクトにまとめられたのは嫌だったけど、カットされたシーンも「腐ってる。これ以外のバージョンはあり得ない」と言っているらしい。

4時間あったオリジナルを2時間にまとめたのは制作総指揮のディノ・デ・ラウレンティスで、プロットを単純に凝縮して、イルーラン姫のオープニング・モノローグでストーリーを説明させた。

デヴィッド・リンチをかばう人たちは、「デヴィッド・リンチは映画制作会社に裏切られ、最終決定権を与えられなかったために、映画が死んだ」と言ってるんだけど、リンチ本人は、デューンを売ったのは自分だ、と猛反省。やりたいことはたくさんあったけど、ラウレンティスは最初からこういう映画にしたいというビジョンがハッキリあって、色々変えられるのは分かっていたのに、仕事を請け負った自分が悪い、「やるんじゃなかった」と激後悔しているらしい。

余談ですが、デヴィッド・リンチは、『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』の監督もオファーされたんだってね〜。ジョージ・ルーカスに、「これは君の世界だ。僕の世界じゃない」と断ったんだって。

そもそも『デューン』は、リドリー・スコットが監督するはずだったんだけど、お兄さんが突然亡くなって、監督を降板。落ち着いてから仕事に戻ったんだけど、『デューン』が制作にこぎつけるまでに手間取って、その間にオファーされた『ブレード・ランナー』に鞍替えしたんだって。なんか、デヴィッド・リンチがSFの監督としてリドリー・スコットやスピルバーグと並列で考えられてたっていうのが新鮮だし、この頃こういう裏話があったというのも驚いた。

この『ブレード・ランナー』の続編を撮ったドゥニ・ヴィルヌーヴが、『デューン』のリメイクも撮るのは因縁ですなあ。

最初は、シャラメがカイル・マクラクランの後を継ぐのはなかなかハマってて良い!と期待に胸が膨らんだが、『ブレード・ランナー』の続編をやった監督か〜・・・。しかも、リンチの時に興行的にコケたせいで製作されなかったシークエルも計画に入っているらしいじゃない。

こんな独創的な映画が、DC、マーベルに続く、俗っぽいヒーローもんのフランチャイズにされるのかと思うとちょっと嫌だなあ〜。
おもろかったー。アリア超かわいい。
Tommy

Tommyの感想・評価

4.0
なんと語るべきことが多い映画か!

スターウォーズが多分に影響されたことは間違いないほどに相似点が多い。
支配された宇宙、皇帝の存在、惑星ごとの人物像の特色、選ばれしもの=メシアの誕生、特別な力=フォースの存在、そして砂の惑星。

原作を読まないわけにはいかない!
これがドゥニの手でどう映像化されるのか、期待しかない。
肉骨粉

肉骨粉の感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

パグ連れていくかね
loveton

lovetonの感想・評価

3.4
かなり良く出来たB級映画。カイルマクラクランの若い頃がフィクションみたいに美しい。「動かずに旅をする」か。。
開始10分で人物名関連図ごちゃごちゃになって理解できず一時停止して
あらすじ登場人物を予習しにググった。
前知識ないと辛い!


戦闘スタイルが真新しい
80年代のSFにしては予算かけただけあって演出すごい

蟯虫のような虫、ナウシカが影響してるらしい

修道女の能力とは 笑


クーパーことカイルマクラクラン演じるムアディブ様とその妹のチートさ 笑

ハルコネン男爵が宙に浮いてるのは
デブのためサスペンダーで重力除去装置となしている、

ポールと恋にといるチャニのちちはカインズ博士、皇帝の移動審査官。どうして娘をフレメンに置き去りなの?笑

わからんわ 笑
natsumi

natsumiの感想・評価

-
デヴィッドリンチが自分で唯一の黒歴史と呼ぶ作品、評価も低めだけどそんな悪いわけないだろーと思ってた。序盤では超豪華なセットと衣装に圧倒されて、これ凄いんじゃねと思ってたし。いや、言われてるほど悪くないんだけど忠実に原作の設定全部持ってきました感が強めなややこしい設定のお陰でストーリーは至ってシンプルなのに意味わからん。あと登場人物の数多くて顔覚えられない以前に主人公までも心情描写ほぼないから感情移入とかも全くできず。だから余計に意味わからん。まぁヴィルヌーヴ版で出てくる豪華キャストたちがこの役演じるのかぁっていう良い予習にはなった。ポールが喋るたび脳内でティミーボイスで再生されてた。終盤はアクション詰め込んであったのに本当に眠くなって見終えたあと仮眠した。
sssss

sssssの感想・評価

2.5
愛すべきクソ ホドロフスキーが人生を賭けて取り掛かったSF古典の傑作DUNEの映画化を予算と上映時間の問題で完成直前に製作中止、急遽リンチがやることになり、出来たのがコレ ホドロフスキーは彼なら素晴らしいものを作るだろう、こんなに悔しいことは無いと失意のなか這うように映画館に行ったら誰が見てもどうしようもない失敗作で、中止後初めて明るい気持ちになれたとのこと
リンチのお茶目なユーモアセンス(天然)を凝縮させたたのしいSF映画です、めちゃくちゃ笑えます
げん

げんの感想・評価

4.5
Duneに入っていくシーンが一番かっこよかった。
被支配者の先住民が帝国主義と戦うとか、スパイスが戦争の鍵になるとかはベタに面白い。
心臓の栓引っこ抜かれて死ぬ、とか変な掛け声かけないと銃撃てない、とかゆっくり動かすと刺せる、みたいな謎バリアとかはとち狂ってて面白い。
心の声めっちゃ出てくるのアニメチックでおもしろい。
後半突然あらすじみたいになって飛ばされてくの、前半のゆっくりした進み方からの制作追い詰められた感あった、色々あったんですね。
「浮かぶデブを連れてこい」
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