ケイト・ブランシェット目当てで。もともと変幻自在だけど、男役という無理を越えてディランになりきってた。さすが。
稀代の語り部ボブ・ディランの音楽を散りばめながらランダムに綴られる彼自身と分身たちの物語。クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、シャーロット・ゲンズブールなどなど豪華キャストが演じ分けてる。ウディとリチャード・ギアのストーリーの重なり。サントラには様々なアーティストによるカバーが30曲ほど。
予感通り少し冗長で退屈してしまったけど、これだけのキャストとバリエーション豊かな演出でディランの作品と半生を一気にコラージュした試みはすごい。