アイム・ノット・ゼアの作品情報・感想・評価

「アイム・ノット・ゼア」に投稿された感想・評価

ケイト・ブランシェット演じるディランに痺れた。
一番よく知るディランだったので、すんなり入ってきた。
ボブ・ディランの半生を、6つの人格に分けて表現した映画。一応は「伝記映画」という位置付けのようですが、ボブ・ディランを6人の俳優が演じるという変わり種。
ボブ・ディランに関する知識はほぼなかったのですが、公開当時話題になっていたのでヒースレジャーとケイトブランシェット目当てで観ました。

映画の基本構成はパラレルワールドのような形です。6人に分けたボブ・ディラン(それぞれボブ・ディランという役名ではなく、ボブ・ディランをモデルにしたキャラクターという感じ)の物語が同時進行します。しかし全員がボブ・ディラン=1人の人間を表しています。

私の勘違いではあるのですが、もう少し一般的な伝記映画に近いものを想像していたので、最初はかなり混乱しました。シーン間がいきなり飛んだような場面があったりもして、物語であって物語でないような印象も受けたので尚更。

また、どの登場人物もそれぞれある一時期のボブ・ディランを切り取ってモチーフにしたに過ぎず、つまり「1人の人間の別々の側面をバラバラに6つ並べられた」に過ぎないわけです。「伝記映画を観る」つもりで観ているこちらとしては、その6つを繋げて大きな1枚の絵にしたいところですが、これが頭の中で繋げられない。

「ボブ・ディランというのはそれだけ多面性のある人」で「ボブ・ディランは今この瞬間にも新たなボブ・ディランへと変化している」、だから「I'm not there」なのだ。ということを表現したのでは、とは思うのですが…(他にも「I'm not there」を表しているものは色々ある気はするんですが)。
とりあえず、ボブ・ディランに関する知識がないと厳しいです。

それでも印象的なセリフもあったし、ボブ・ディランに詳しい方なら楽しめるのかも、と思います。
ディランを知ってるひとがみれば
なんとなく、わかる。
あ、このエピソード知ってるぞ、みたいなことが
節々にある。
ギンズバーグがやたらと似てるのが面白い。
映画が悪いとかじゃないんだけど、私の好みの問題。映画って感じではなかった気もする。ケイトは素敵、でもボブディランは誇張されてたようにも感じるし、全体に統一性がなかった。
AR2

AR2の感想・評価

3.3
ボブ・ディランについて、さして知らない状態で、ケイトブランシェット目当てに鑑賞。なんともいえない取り止めのなさに惹かれつ飽きつ。90分くらいの映画だったら丁度よかった気がする。ケイトブランシェットのセリフ回しと仕草には、しびれた。ケイトのシーンだけ後から見返した。
1時間で見るのやめてしまった。なんだこの掴み所ない映画は。偽ビートルズと偽ボブディランが斜面の草むらでじゃれ合う場面の外部に頼り切った凡庸極まる演出ぶり。エドワードラックマンの撮影はいいけど、これ以上見れない。
xyuchanx

xyuchanxの感想・評価

3.4
ケイト・ブランシェット目当てで。もともと変幻自在だけど、男役という無理を越えてディランになりきってた。さすが。

稀代の語り部ボブ・ディランの音楽を散りばめながらランダムに綴られる彼自身と分身たちの物語。クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、シャーロット・ゲンズブールなどなど豪華キャストが演じ分けてる。ウディとリチャード・ギアのストーリーの重なり。サントラには様々なアーティストによるカバーが30曲ほど。

予感通り少し冗長で退屈してしまったけど、これだけのキャストとバリエーション豊かな演出でディランの作品と半生を一気にコラージュした試みはすごい。
F亮

F亮の感想・評価

3.6

多数の側面があるというのが人間。

それを割り切って人種も性別も超えて、6人の役者で再現したのは見事。


ヒースレジャーとクリスチャンベールが共演してるのもデカイ
イヘ

イヘの感想・評価

3.8
キャストが最高
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