ほーく

ぼのぼの クモモの木のことのほーくのレビュー・感想・評価

3.4
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では、今日はここまで。


作品について。

【原作特有】
これを再現できるか?

邦題「ぼのぼの クモモの木のこと」
原題「ぼのぼの クモモの木のこと」


2002/9/28@シネマ・クレール丸の内 ~2002/10/11


評者 ほーく
評価 3 
ひとこと  フルCGならでは作品


<コメント>


 いがらしみきお原作の微妙なマンガを原作としているこの作品。正直、私個人は個人的嗜好の問題及び鑑賞時の劣悪な環境により、不快感を持ってしまったのだが、次の方々にはお薦めできると思う。
☆原作特有の「会話のかみあわなさ」に頓着のない方


☆癒しを求めて、ええ話を味わいたい方


そして、何より重要なことは、ゴンチチの音楽でリラックスできる方である。


 さて、お薦めするポイントだが、やはりフルCGの表現である。複雑でかつ透明感のある色遣いと細やかな動き、回転・俯瞰などダイナミックなカメラワーク、より柔らかなキャラクター造形、これらはやはりセルアニメよりも優れていることは否定できない。類例をあげるならば、「モンスターズ・インク」であろうか。


 「ぼのぼの」という作品は、かなり記号的な表現を実験的に用いているのも特徴である。


 初めてそれを目の当たりにした方は、それにも注意してみると面白いと思われる。


※ゴンチチの音楽がキライ(爆):なら、最初から観るなということですな


※小さなお子様が大きな声でおしゃべりをしていらっしゃった。


余談だが、同様の責め苦を「インソムニア」でも受けた。親御さんは、上映作品の内容をしっかり吟味していただきたい。お子様には罪はないと思いたい。


さらに、愚痴:


セリフの声がくっきりしすぎではないか?
やっぱり、スナドリネコさんの声に、森本レオはやりすぎだと思う。
画面の縦スクロールのときに、処理が鈍くなって画面が乱れるのは哀しいぞ。
ほーく

ほーく