『エイリアン』『ブレードランナー』の後にリドリースコット監督がトムクルーズを主演に迎え制作したファンタジー映画!!
といってもですね、面白くない。
リドリースコット監督だしショボくはない。
ただずっと画面がガシャガシャしてて落ち着きがないし、話の進み方も悪い。
でも怖そうな魔王が突然発情して『美女と野獣』の野獣みたいに連れ去ったお姫様に恋する展開は少し面白かったです。
『ブレードランナー』で後から追加された「ユニコーンの夢」の場面あるじゃないですか。今作に似ているユニコーンが登場するのですが、それとは関係なく『ブレードランナー』のユニコーンは既に最初から撮影していたものだそうです。
実際コケたことで監督も落ち込んだのか、多ジャンルに挑むリドリースコットでも今作以降ファンタジーは撮っていませんよね?
あ、『エクソダス』はファンタジーには入るのかな。
そしてトムクルーズは今作の次にリドリースコット監督の弟のトニースコット監督作品『トップガン』で大スターへと駆け上がいくから、まじで弟のナイスフォロー。
どうやら『ディレクターズカット版』もあるそうなんですが、監督には申し訳ないが、観る気が出ません。笑
そしてそもそも『国際版』と『アメリカ劇場公開時版』があるそうで、
その経緯もまたリドリースコットらしくジェリーゴールドスミスの音楽を、ユニバーサルの会長のアドバイスに従って若者のウケを狙うために勝手にタンジェンドリームのロックに変更したそうです。
いつも後から「本当はこうしたかった、、。」みたいな事をしますよね。
はい、以上です。