オーウェン

ザ・ウォーカーのオーウェンのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)
3.4
崩壊した世界は「マッドマックス2」を思い起こさせるが、本を届けるという目的で旅をするウォーカーは違いを作り出す。

何の目的か。本を狙いにくる連中と死闘を繰り広げてまで守る理由。
原題でピンと来る人もいるし、アメリカ人は特に理解できることだろう。

話題になっていたデンゼルの殺陣。
山刀を使い、まるで座頭市のように振り回してバッタバッタと薙ぎ倒す。

水が大事とか警告のようなメッセージをさりげなく伝えてくるが、こういう部分が勢いを削いでいるのも事実。
だからラストでもそれほど驚きがないように感じる。

あとゲイリー・オールドマンが久々の悪役なのに少々おとなしかったのは残念。
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