ニコラス・ウィンディング・レフンは、過激な描写なのだが神話性が現代劇であっても出てくるなぁと思ったら、北欧ヴァイキング神話も扱っていた。この人の作品が好きなんのは、ジャンルを問わないとこ。「地獄の黙示録」のヴァイキング版だ。しょっぱなのシーンから凶暴なワン・アイ(マッツ・ミケルセン)が観れて嬉しい。途中だれるが十字軍のようなこのヴァイキング集団がキリストの名の下に強奪しようとする心理が下品なのがよくわかる。そしてみんな全滅。救いとしては、ワン・アイの世話をしていた少年が生き残るところか。でも生き残れるのだろうか・・・