江戸時代、千葉県に実在した侠客の抗争を描く浪曲「天保水滸伝」を東映オールスターで映画化した作品。
「天保水滸伝」がどういう話か知りたくて鑑賞。カットが変わってもスター、スター、スターで、ものすごく豪華。それだけでもう満足だけど、義侠心を大切にしようとする侠客たちにロマンがあって、思わずジーンとした。2時間近くあるけど、そんなに長いとは思わなかった。
魅力的なキャラクターが多くて、オールスター映画にはぴったりの原作だと思う。俳優さんそれぞれに見せ場があるけど、ダイジェストのような感じはないので、うまいなあと思う。
俳優さんは皆いいけど、錦之助がセリフの途中で、目に涙をためる(最初は涙は出てない)のが特にすごかった。
「痛快! 時代劇まつり」