はる

少林寺三十六房のはるのレビュー・感想・評価

少林寺三十六房(1977年製作の映画)
4.2
ひ弱な文系男子が修行を積んでカンフーの達人へ!
コレは面白かったですね〜シンプルにシナリオが面白いですね!
清朝の悪政に立ち向かうため、少林寺の門を叩き、カンフーの教えを請い成長していく青年の物語です。
三十六房とはなんぞや?と言いますと、少林寺には様々な修行を行う三十五の房があり、水の上の丸太を渡ったり、重りをせっせと運んだりして、その房の住持に認められると次の房へと進めるダンジョン的な修行があるんですね。あれ?三十五って一つ足んないじゃん?私もそう思いました。何故この映画のタイトルが三十六房なのかと言うと、三十五房すべての修行を経た主人公が新しく三十六個目の房を作り、カンフーを若い世代に広めるというお話だからなんですね。
最初は心身ともに未熟な主人公が厳しい修行を重ねる事でドンドンたくましく成長していく様が見どころだと思います。アクションも殴る蹴るだけではなく、三節棍などの様々な武器を使ったり、バラエティ豊かで観ていて非常に面白かったです。
主演のリューチャーフィは超男前なので絵になりますね。アクション以外のコメディ的な演技も上手いですし。
前々から観たかったのでネトフリに来てくれてマジ謝謝です。カンフー映画好きはマストですね。
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