菩薩

愛の誕生の菩薩のレビュー・感想・評価

愛の誕生(1993年製作の映画)
3.6
ガレルお得意のジュテームなお話。良い感じにハゲ散らかしてるルー・カステル、しかしまだジョン・カザールの足元にも及ばぬ。「愛」の結晶たる子供、その結果たる家庭、しかし家庭がもたらす孤独を埋めるため、別の場所に愛を求める男。SEXが介在する愛、介在しない愛、裸で抱きあいただ眠るだけの二人の間にも、不確かながら瞬間的な愛が存在する。自らのファンに容易く求める即時的な愛、これぞエーコー・カノースタイル、結婚は出来てもSEXはできない不思議な国、美しい国日本、ラーメン、イケメン、ぼくつけメン、仮初めの愛にはコンドーム必須。愛してる?愛してるさ、言葉ではいくらでも語れる愛、愛が男を父にし、女を母するが、男も女も、死ぬまで当然男と女。愛が生まれた日、この瞬間に、真実は一つだけ?君とだったら生きていける永遠が始まる…めぐり逢えたらね。

正直レオ様いらなくない?って言いたくなっちゃうけど、ダメ男二人の並びは最高に痺れる。
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