トリアーの長編処女作
トリアー久々だから胸高まると同時に、トリアーモードに入るのが大変笑笑
ある連続殺人事件を追う刑事
そのために妻の故郷カイロから再びヨーロッパに戻る
犯罪の原理という著作をもとに繰り広げられる殺人事件だが…
哲学的な対話はもちろん、トリアー作品でよくあるセックスシーンだけど、やっぱり不愉快というか冗長に感じられないのはくどさのなさだと思う
ベッドに入って口づけをしてペッティングをして…という邦画でよくある濡れ場が僕は嫌いなのだけど、トリアーにはそれがない
ラストの方は展開のはやさと狂気に頭が置いてかれそうになったけど、最後はトリアーだなぁって。
でも珍しくオチがついている気がする
ただ、トリアーの主張したいことの根幹はこの頃から一貫してる