ピンフまんがん

静かなる決闘のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

静かなる決闘(1949年製作の映画)
3.6
黒澤作品の現代劇。ラブストーリー的要素も入っている。むずむずしたような展開が続くけど、それぞれの主張に無理がなく、さすがのストーリーである。終盤のクズ役登場シーンも胸が熱くなる。
戦後の日本ってあまり文化的資料が少ないけど、戦後たった4年で、上手くいかない切ない恋愛や子供の中絶の話とか普通に出てくることに驚いてしまう。
昼間のドラマとして鑑賞するには今でも全く色褪せない素晴らしい作品でした。