クロサワ映画は「乱」しか見たことなくて、しかも「乱」はどうにもこうにも自分には向かないなぁと思った覚えがある。
そしてこの「8月の狂詩曲」。
長崎の原爆体験だけど、時代なのか、セリフが大げさで説明口調⁈なのは仕方ないか。
最後のシーンも含め、よくわからなかったけど、田舎の風景(特に滝!)が抜群に美しい。
ぐにゃりと曲がったジャングルジムに心がざわざわする。
最後のおばあちゃんの様子はショックだった。
でも一番観ていてツラかったのは、おばあちゃんの料理がマズすぎる、って言ったところ。
そんなん、言うーー⁈
かわいそすぎ。
雨の中、おばあちゃんを追いかけて走る孫たち。
めちゃくちゃ走るけど、全っっ然追いつかない(笑)
最後の、合唱団の、軽快な野ばら。
あれはアリなの??あーゆー終わり方こそが芸術的なの??
違和感しかないんだけど。
ずーっと野ばらが頭の中でリフレインしてる。どーしてくれんだ。