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男はつらいよのHKのレビュー・感想・評価

男はつらいよ(1969年製作の映画)
3.8
トラ年ですから・・・その⑥
トラ年に寅さんはベタですが暗い作品が続いたので気分転換に。縁起モノですし。
このシリーズ50作品中で観てるのはたかだか5~6本なんですが、第1作目は観たような観てないような・・・
思い出せないので確認の意味も含め鑑賞した結果・・・一度観てるような観てないような・・・

しかし、さすがの安心感と安定感でなんだかホッとします。
コレはやっぱりお正月にミカン食べながら観るヤツですね。
そう言えば昔、映画館で寅さんを見た時も隣のオバちゃんがミカンむいて食べてました。

本作では20年ぶりに故郷に舞い戻った寅次郎、博とさくらの結婚式、初代マドンナ(当時の新人女優の光本幸子)への寅次郎の片思いが描かれます。
1作目といってもヒットしたTVシリーズの映画化ですから既に寅さんのキャラもシリーズの黄金パターンももう出来上がってますね。

おいちゃんの森川信と登の津坂匡章(現 秋野太作 若い!)がTVと同じ役なんだそうですが、逆に他のほとんどがTVとは違う配役だったというのは今知ると意外。
まだ髪が短く髭の無い佐藤蛾次郎もTVのときから出ていますが役柄は違うようです。

有名な主題歌を作曲したのは「オーケストラがやってきた」(TV番組)、「大きいことはいいことだ♪」(TV-CM)の山本直純。
作詞は「アンコ椿は恋の花」「昔の名前で出ています」の星野哲郎。

ところで、小さい頃は映画なんてアニメか怪獣映画くらいしか見ませんでしたから、渥美清を最初に知ったのはTVドラマやCMです。
渥美清のTV-CMで思い出すのは「パ~ンシロンでパン!パン!パン!」
ちなみにこちらの作曲は小林亜星だそうです。
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