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男はつらいよのMiYAのレビュー・感想・評価

男はつらいよ(1969年製作の映画)
3.3
第1作。マドンナは光本幸子。後年の作品はぽつぽつ観てるんですが、改めて1作目から視聴(何年かかることやら…)。

さくらが丸の内のOLだったなんて知らなかったし(倍賞千恵子がこんなモダンな美人とは!)、初代おいちゃんの俳優も初めてみました。いろいろ新鮮な発見があるわけですが、それよりなにより、寅さんをはじめとした登場人物のキャラクターや、寅さんの恋が成就せず旅に出るというストーリーパターンがすでに確立していることに驚きです。もちろん、寅さんのお馴染みの口上も聞けます。

博(前田吟)の父親役で志村喬が登場。博の結婚式での父親のスピーチが本作最大の泣かせどころ。弟分(秋野太作)の将来のことを思ってわざと憎まれ口を叩く寅さんにも泣けました。
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