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歩いても 歩いてものrのレビュー・感想・評価

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)
3.8

兄の命日に久々に集まる親戚一同
痒いとこに手が届きそうで届かない間柄で
探り探りな時間もあれば じれったくて
鬱陶しくて 大きなお世話も屡々
延々と繰り広げられる 他愛もない会話
その話 去年も一昨年も したよって空気
孫の成長と子供の里帰りに喜ぶ 祖母の顔
祖母が朝から仕込んでくれた手料理は
どれも美味しくて 昔から変わらない
好物の揚げたての天ぷらに茹で上げた枝豆
息子 娘の過去の思い出話に懐かしい写真
頑固で 凝り固まってるけど本当は優しい祖父
親戚に1人はいる飄々とした明るいおじ おば
愛想笑いする嫁 本音と建前 見栄 真意 言葉の闇
感謝の気持ち 子はいつまで経っても子
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家族だからこそ 好きな所 嫌いな所が見える
陰口や確執 いざこざがあるにせよ 離れてても
1番思ってくれてるのは いつも"家族"
樹木希林の放つ 息子を亡くした親である
母としての発言が 重くも想う..分かってても
消化できない言動なんだと思う
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"10年やそこらで忘れられてたまるか"
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祖母と歩いてる途中見る 黄色い蝶々
家にまた蝶々が舞い込んだ時の場面が印象的
何気ない風景と 里帰りの一杯の麦茶
帰り道にふと思い出す 思い出せなかった
会話の答えと親子の約束
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"歩いても歩いても
いつも人生はちょっとだけ間に合わない"