実家に帰りたくなるわぁ
うちは親が引っ越しばかり
わたしが独立してからも関東で8回ほどお里場所が変わった
場所は変わっても私にとっては親が居るさきが故郷で
どこでも居心地良い場所になり
また変だけど
否応なしに自分と向き合わないといけないむず痒い場所でもあった
だからかな?帰りはぐったり、笑
このお話はそんな実家にまつわる男の物語
でもあり
その男の再婚あいての女性の物語であり
その女性の連れ子の男の子の…
そして父の、また母の物語だ
根底には他人の為に自分を犠牲にして命を落としたこの家族の長男への、父が抱える、母が抱える、男が抱える想いや
(再婚相手側からすると)死に別れた夫や(子からすれば)小さい時に亡くなった父親への想いもぜーんぶ含めて
夏のお盆の家族で過ごす数日に昇華させ、わだかまりがちょっとずつ溶けていく過程を丁寧に、ほんっとに丁寧に描いていってくれる
だからかな
私のなかに巣くう身近な人への鬱屈した感情も 疑似帰省でやんわり溶かしてもらえる
浄化作用満点の素晴らしい映画でした
蝶々の場面は、もぅダメね
樹木希林さんの眼がもぅ、ね💦
p.s 『歩いても 歩いても 小舟のように
私はゆれて ゆれて あなたの腕のなか』
おばあちゃんも女ね
p.s YOUさんが土台をしっかりほぐしてくれた感、笑