歩いても 歩いてもの作品情報・感想・評価

「歩いても 歩いても」に投稿された感想・評価

跡継ぎを失った老夫婦の元に次男が子連れの女性と一緒になって里帰りする夏のお話。
ほのぼのとしているがみんなが心に深い痛みを持って暮らしている。
隣の芝生は青く見えるっていうけど多かれ少なかれみな悩みながら年老いて死んでいくものなんですね。
さぁ、また明日から頑張ろ。
ゆづは

ゆづはの感想・評価

4.0
「何流ですか」
「自己流よ」
さすがは是枝監督作品!

日常をリアルに描き、ナチュラルな演出を見せるのが素晴らしく秀でている。

何よりも無駄な説明口調なセリフや、役者陣の過剰な演技がないのにそれぞれの心情を理解させるのが素晴らしい。ものすごく練りに練った構成がされているんだろう。
家族の日常を少しだけドラマチックに描き、そのセリフの一つ一つをストーリーの中で回収していくあたりは、多くを語らず粋を感じる。

ストーリーに大きな抑揚はないが、随所に自分にも思い当たる節があったり、家族の煩わしさと愛しさ、それを表現する照れ臭さやもどかしさを共感させられる。

見終わった後の清々しさと家族への愛を考えさせられた。
肉体と感情の生と死の世界観、死んだ人を心の中で想ったり、昔好きだったレコードや食事で家族が繋がったりする
過去は過ぎ去ったものかと言われても結局人間は過去と付き合って生きていかないといけない、そして過去を振り返ることで今生きる力になるのかもしれない
そんなことを考えながらゴンチチの音に揺られ、夏の三浦海岸近くの一軒家のゆっくりと流れる時間が時に美しく時に怖く時に優しくじんわりと心に入ってくるそんな映画、そして何より基本FIXで撮影してるところも小津っぽくて好き
監督・脚本・原作が是枝監督だからか、ドラマ『ゴーイングマイホーム』(以下、ゴマホ)にテイストが似ていると思った。時期で言うと「ゴマホの方が似ている」というべきかもしれない。ただ、個人的にはゴマホの方が好きだった。両作品とも主人公の名が良多であることも、何か意味があるのかな。日常を切り取ったような、飾り過ぎていない感じが魅力的であり、逆に抑揚がないとも言えるので、ストーリー的な面白さはなくて、好き嫌いはわかれるかもしれない。
サエ

サエの感想・評価

4.0
しっかりよかった。自分も将来夏川結衣みたいな気持ちになるのか、?、
りょー

りょーの感想・評価

4.0
全体的にふんわりとした感じだった。ここちよい余韻が残る映画だった。
なんか気づくと1時間経ってたり、不思議な映画だなあと思う。
日常を覗き見してるような感覚になる。

この監督の日常系の映画はほんと良いなあと思ってしまう。
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