バンバンビガロ

第3逃亡者のバンバンビガロのレビュー・感想・評価

第3逃亡者(1937年製作の映画)
2.3
はっきり脚本の出来がよくない作品。
殺人の冤罪をかけられた主人公の逃亡劇なのだが導入部分から強引な展開で、浜に打ち上げられた死体を偶然主人公が発見するくだりも都合がよすぎるしなぜ被害者の多額の遺産が主人公に残されていたのかも最後まで説明されない。細かいが無視できない違和感とご都合主義が積み重なっているので全体の印象が悪く感じられる。
サスペンスよりも主人公とヒロインの逃亡を通じたメロドラマ的なものに主眼があったような気もするがやや芝居がかったやり取りが多く胃もたれがする。
半ば誘拐のような形で主人公たちに巻き込まれたおじさんがすごく親切に協力してくれる所はちょっと面白かったがこれは狙ったものかはわからない。
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