Yoshimasa

アルティメットのYoshimasaのレビュー・感想・評価

アルティメット(2004年製作の映画)
3.2
まぁとにかく常人ならざる身体能力を宿した人たちがピョンピョンしたりガシャーンしたりする映画。

「パルクール」という超アクロバティックなパフォーマンスを題材とし、架空のフランス・パリにある隔離されたエリアが舞台。犯罪や麻薬取引が日常茶飯事、警察も腐敗し無法地帯と化した街に暮らす主人公。彼は街の為に犯罪集団から麻薬を奪って一掃しようとする。それを知った犯罪集団のボスは妹を拉致、彼自身もまた警察に捕まってしまう。半年後、このエリアに時限爆弾が持ち込まれさらにスイッチが軌道。解除のためにある特殊部隊員が派遣される。

ものすごい動き。強靭さとしなやかさが同居するその鋼のような肉体から繰り出されるさまざまな挙動は、もはや二次元。しかも1人だけじゃなくていっぱい出てくる。すげぇとしか言いようがない。

そうなってくるとストーリーが邪魔になってくる。ドキュメンタリーで見てみたい。単純にパフォーマンスの精度を競ったり、レースみたいな形式でもいいからそういうのを見てみたいと思った。
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