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クローズZERO IIのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

クローズZERO II(2009年製作の映画)
4.0
“カラスの学校”と呼ばれ、不良の巣窟となっている鈴蘭男子高校。転入生・滝谷源治(小栗旬)がOBのチンピラ・片桐拳(やべきょうすけ)の協力を得て、“G・P・S(ゲンジ・パーフェクト・制覇)”を旗揚げし、“百獣の王”の異名を取る芹沢多摩雄(山田孝之)率いる“芹沢軍団”と史上最大の抗争を巻き起こした。源治は芹沢には勝利するも、最後の敵、“リンダマン”こと林田恵(深水元基)との頂上決戦に敗れてしまう。その数ヶ月後、“殺しの軍団”と恐れられている鳳仙学園と鈴蘭との間で、かつて“血の抗争”の因縁によって固く守られていた休戦協定が破られる。鳳仙学園は、トップに君臨する鳴海大我(金子ノブアキ)を中心に、一枚岩となって鈴蘭に攻撃を仕掛けてくる。しかし源治は、リンダマンとの勝負に固執するあまり、周囲が見えなくなっていた。そのためG・P・Sは空中分解寸前に陥り、芹沢軍団は沈黙を守り続ける。そんななか、1年グループは好き放題やっているという有様で、ひとつにまとまる気配のないまま、鈴蘭は史上最大の危機を迎える。
高橋ヒロシのヤンキー漫画「クローズ」の前日譚をオリジナルストーリーで描いた映画版第2弾。
今回は、鈴蘭高校と鳳仙学園の抗争のメインのストーリーの中で、鈴蘭を束ねることになった源治のリーダーとしての資質が問われ、源治を中心にどのように鈴蘭がひとつになるかのドラマが、前作よりヤンキー同士の友情や絆が描かれています。クライマックスでは、小栗旬対金子ノブアキ、山田孝之対綾野剛などキャラクターそれぞれの個性が良く出たガチンコバトルになっていて、カッコいいです。
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