YAZ

欲望という名の電車のYAZのレビュー・感想・評価

欲望という名の電車(1951年製作の映画)
4.1
ヴィヴィアン・リー2度目の
オスカー受賞作観る
また観るです

元良家のお嬢様ブランチが夫も家
も失い行く宛無く妹頼っての話

ブランチ、妹ステラ、亭主スタンリー
スタンリーの親友ミッチ
ほぼ四人の戯曲映画化でリー以外は
初演時と同じメンバーだそうです
リーも舞台でブランチ演じた経験有り
なので四人共馴れたものだったようで

精神が崩壊していくのか最初から崩壊
してるのか微妙ですが、崩壊ぶりを丁寧
に描いてます
心病んでくホラータッチの映画にも影響
与えてるのではないですかね
ブランチヤバいです

元良家だけあって上下関係目に付きます
ブランチとスタンリーの掛け合いが目玉
ですけど、ポーランド移民スタンリーは
ブランチの元良家にイラついていたよう
にもある意味では敗北感のようなのも。
で、力でぶち壊し勝者の気分になる

怒鳴り合い多くこのタイプ苦手ですから
と別な映画で書いたはずなのに全く気に
ならず。喧しいとも感じず。
ステラ暮らすアパートの外観、室内共に
良いです

容姿の衰え(醜さ)にコンプレックス抱え
てるブランチですがそこまでかな~と
今観ると思いますけど
ヴィヴィアン・リー30代後半。
表情の変化で醜く見せるのは流石です
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