Ricola

欲望という名の電車のRicolaのレビュー・感想・評価

欲望という名の電車(1951年製作の映画)
3.6
面白い面白くない以前の問題で、すごい映画だった。

ヴィヴィアン・リーの怪演は「風と共に去りぬ」のスカーレット役を演じた同じ女優と思えぬほど。
リー本人が当時精神的に安定しておらず、ブランチを演じ、より精神が参りそうだったというほどだから相当なものだろう。

そもそもこの作品自体が映画史に残るほどの作品だというのは大いに頷ける。精神病、暴力について描かれていることだ。

正直、後味はあまり良くない。
だけど観てよかった。うまく言えないが、「すごい」ものを観たという感覚があるからだ。
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