あおき

ピカドンのあおきのレビュー・感想・評価

ピカドン(1979年製作の映画)
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小学生の頃、なぜか近所の幼稚園で観た記憶がある。かつて日本が戦争で負けたことやその時に原爆を落とされた事くらいは知っていたと思う。
普通に生きていた人間がある日突然殺戮兵器で酷い殺され方をしたという内容で記憶してたけど、何か他にも象徴的な映像があった気もする。ちょっと思い出せない。
ツイッターで読んだ「この世界の片隅に」の映画評の中に戦争映画としてみると被害者的な史観から脱却していないという指摘があって、自分はそんな事はないだろうと思っていたのだけど、この「ピカドン」を思い返してみると、共通する構造もあるかな、と思えた。
ちなみに上映中は特に小さい子なんかはただただ恐ろしい映像を見てギャーギャー泣いてた。そういう映画。