あっかんべー

ピカドンのあっかんべーのレビュー・感想・評価

ピカドン(1979年製作の映画)
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震える手でレビューを書く俺。

YouTubeで視聴。
原爆の恐ろしさが伝わるショートフィルムだった。

小学生の頃、原爆についてパソコンで調べなくてはならない授業があって、慣れない機械を使って資料を読み漁ってた。

そしたら被爆によって顔面トケトケの写真がドアップで大画面に表示されて、あまりのムゴさに、全身から変な汗が出て、手が震えて、心臓がバクバクなってんのを感じた。
ガキの頃の俺の顔と同じサイズの写真が大画面で表示されたんだから、そりゃもうマジモンのトラウマ。即画面消して、その直後はあまり顔がハッキリとは思い出せなかったのがまだ救い。
やっぱり人間って怖過ぎると自動的にぼかしフィルターをかけてくれんだね。

それ以降、原爆について調べられなくなってしまったけど、アニメーションなんで勇気出して鑑賞してみた。
当たり前だけど絵でも恐いもんだね。でも、これなら小学生でも見れると思う。

実際被害にあった人達は皆この世のものとは思えない、見たくないものを見続けなくちゃならなかった。
そう考えると俺のガキの頃のトラウマはトラウマとは呼んじゃいけないような気がするな。

小学生に見せるなって言う声も多数あるけど、俺は寧ろ見せた方がいいと思う。

トラウマになるならないじゃない。日本人が知るべき真実なんだから、現実から目を背けていてはいけない。
あっかんべー

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