健一

俺たちは天使じゃないの健一のレビュー・感想・評価

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)
2.5
『俺たちは神父じゃない』じゃない?😅

BSで放送していたので録画して鑑賞。
劇場公開時鑑賞済。
これまた懐かしい。約 四半世紀ぶりの再鑑賞。

当時('90年)デ・ニーロにどハマりしていて劇場で見た2本目のデ・ニーロ作品。

1935年。🇺🇸
カナダ🇨🇦国境に近い刑務所。
死刑囚のボブが処刑される寸前に脱走を計った。
その場に居合わせた ネッド と ジム は訳がわからないままボブと共に脱走。
二人はカナダ国境を目指す。
しかし 途中で老婆と出くわし出任せで『俺たちは神父だ。』と言ったことから事態は思わぬ方向に・・・

とても おかしくて あたたかい 作品。
大勢の囚人たちが働く刑務所内。
壮大な大自然の中を脱走するふたり。
神父として侵入した大聖堂。
ロケーション、セットはものすごい豪華でダイナミックなのに脚本が 超ショボイという。
なんとも もったいない 作品。😅

本作で製作も兼任しているデ・ニーロは今回『ボケ』担当。😅
作品をコミカルにしようと 口八丁手八丁 で駆けずり回る。
この作品で当時 初めてショーン・ペンを知った。
私もまだ若僧だったので、
『ショーン・ペン? しょんべん? おしっこ?😂』
なんて思ってました。😅
数十年経ってこんなにビッグスターになるなんて、当時は思ってもみなかった。
そのペンも『ボケ』担当。😂
同様にデミ・ムーアも本作で初めて知った。
やっぱり若い頃は 超美しい。
ボロを着ていても 華 がある。
しかし今回はあまりいい役所ではないのでちょっとかわいそう。損な役周り。😅
そしてそして。当時まだまだ無名な私の大好きジョン・C・ライリー。😃
主役のふたり以上に『ボケボケ』でした。😅
そう!この作品、みんな ボケ!
鑑賞している私達がツッコまなくてはいけないのです。😅
まぁ、コメディ映画と割り切って観れば面白い作品なのかも。

ボブ(デ・ニーロの愛称)、ペン、デミ、ジョン・C。
この後から一気に大ブレイクしていったので、分岐点的な作品なのかも?😅


偶然 その1
ロバート・デ・ニーロとショーン・ペン
誕生日🎂は二人とも同じ 8月17日。

偶然 その2
デミ・ムーア演じる女性の役名は「モリー」。
この後に出演した大ヒット作「ゴースト ニューヨークの幻」で演じた役名も『モリー』。

偶然 その3
本作の日本での公開日は 1990年2月10日。
同じ日にマイケル・J・フォックス出演の「カジュアリティーズ」も公開され共演がショーン・ペン。でなんとジョン・C・ライリーも出ている。😵


劇場公開時 1990年 2月。
旧 渋谷ピカデリー
💺330席 ?
客入り ?

渋谷の道玄坂「プライム」の6階にあった 渋谷ピカデリー では無く、その昔『ミニシアターの聖地』と言われた『シネマライズ』の2階は元々 渋谷ピカデリー だったんです。😅
そこで観ました。
1993年に閉館。😞
健一

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