ロバート・デ・ニーロとショーン・ペンがコンビを組むコメディドラマ。
ゲラゲラ笑い転げるような笑いではなく、フフッと軽く笑えるような感じ。
この実力派俳優の2人が上手く演じていた事で、作品の面白さが間違いなく高まっていたと思います。
その2人のみならず、デミ・ムーアの強い母親像もなかなかの印象強さを感じましたね。
主人公2人は脱獄犯で、目の前に国境があるのになかなか逃げられない。とっさに神父に化けるも、あれよあれよと言う間に本当の神父っぽくなり、人気を得てしまう。
少しバタバタしつつも、ドキドキ感も備わっているので見てて楽しいし、ラストの気持ち良さも最高でした!
あれほど後味が良い映画も久しぶりに見た気がします。
この時期のデ・ニーロの出演作を振り返ると、「ミッドナイト・ラン」「レナードの朝」「アンタッチャブル」「エンゼル・ハート」とマジものの名作だらけ。
今も昔も名優ですが、特にこの頃の彼は出演作も演技も神がかっているレベルだったと改めて思わされます。