みさき

スウィングガールズのみさきのレビュー・感想・評価

スウィングガールズ(2004年製作の映画)
3.8
矢口監督の作品は最初の出会いが「WOODJOB!」でそのあと「サバイバルファミリー」「ハッピーフライト」「ウォーターボーイズ」と見てきましたが、いつのまにかファンになっていたことに気がつきました。

本作ではジャズがテーマ。平凡な高校生がとあることからジャズをやる羽目になり当初は補習を欠席するための口実だったが、次第に考え方が変わり真剣にジャズと向き合っていくストーリー。

本作は正直ウォーターボーイズと重なる部分が否めない。特に竹中直人の役どころや映画の終わり方、仲間の集まり方などは結構そのまま。でもおもしろいから許せてしまう。竹中直人は前作から比べたら役として成長していて少し笑いました。

他にも多くの笑いを織り込ませながら女子高生たちが次第にジャズへの思いが芽生えていく様を見事に描いていた。リアルな悩みからありえないトラブルまで見事な振り幅。

そしてウォーターボーイズに引き続き実際にキャストが特訓したというジャズの演奏も見事だった。みんな楽しそうに演奏していて本当に素晴らしかった。

また、キャストも今考えると豪華だった。最近「世界の中心で愛を叫ぶ」でも見た高橋一生がこの作品にも出ていて驚いた…江口のりこに気がついた自分を褒めたい。他にもたくさん今活躍している方が見れます。

矢口監督作品制覇したいな…
みさき

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