RIO

スウィングガールズのRIOのレビュー・感想・評価

スウィングガールズ(2004年製作の映画)
3.9
「WOOD JOB!神去なあなあ日常」
「ウォーターボーイズ」などの、矢口史靖監督作品。

日常的な何気ない会話や仕草に些細な笑いを入れる矢口監督の作風がバランスよく作品にブレンドされててすごく良かった。

キャラクターには愛着があって好きになれたし、初心者には分かりづらい吹奏楽特有の魅力が伝わってきました。

メインの5人はこの作品のために、未経験ながら練習したらしいけど、ラストの圧巻のパフォーマンスができるほど上達するなんて、さすがとしか言いようがない。
役者魂を感じます。

あと、高橋一生がすげー脇役で出ててびっくりした。
ちょいダサ役だったけど、キャラクターの色がちゃんと出てて良かったです。 

当たり外れの多い矢口監督の作品の中で、 紛れもない成功作。

吹奏楽やったことないから分からないけど、本作を見て吹奏楽の魅力に出会ったっていう人もいるんだろうな。

映画の力って凄いなって思います。

音楽が好きな方、コメディ好きな方にオススメしたい作品。


ストーリー  ★★★☆☆
キャラクター ★★★★☆
演技     ★★★★☆
映像     ★★★☆☆
演出     ★★★★☆
音楽     ★★★★★
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