Moeka

千夜一夜物語のMoekaのレビュー・感想・評価

千夜一夜物語(1969年製作の映画)
3.8
“幻想の夜に酔い、怪奇な世界で永遠の夢を求めて1人の男は旅をする” 虫や動物から女体への変貌シーンや全編に渡るサイケな映像が大胆に画面いっぱいを支配する。支離滅裂に感じられる物語も一つ一つの強靭さに芸術的な構成に感じられてしまう。この方の作る作品はやはり虐げられ枷にはめられた女性像、というものが一貫してあるのだなと実感。本当にすごい!手塚治虫は天才だ、、、本当にすごい。これが30年前って。今と比べ物にならないぐらい過酷な現実に直面してきた方々の見えている世界はやはり想像がつかない、、、
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