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トワイライトゾーン/超次元の体験のswansongのレビュー・感想・評価

4.5
「マッドマックス 怒りのデスロード」公開記念!
たぶん30回目ぐらいの鑑賞です。(笑)

(暫定)最高傑作 「マッドマックス2」(’81)を撮り終えたばかりのジョージ・ミラー監督。

「ブルースブラザース」(’80)「狼男アメリカン」(’81)を立て続けに世に送り出し、キャリアの頂点にあったジョン・ランディス監督。

「ピラニア」(’78)「ハウリング」(’81)で注目を集め、「グレムリン」(’84)でブレイクする直前のジョー・ダンテ監督。

そして「ジョーズ」(’75)→「未知との遭遇」 (’77)→「レイダース 失われたアーク」(’81) →「E.T.」(’82)と、飛ぶ鳥を落とす勢いのスティーヴン・スピルバーグ監督。

1983年当時、考えうる最高のフィルムメイカーたちが集結した「トワイライトゾーン」は、ジャンルムービーを愛する映画ファンにとってまさに「お祭り」でした!

4人の監督が腕を競った4つのエピソードについて、ここで簡単にご紹介します。

撮影中の不幸きわまりない事故のため未完成のまま世に出てしまった、ジョン・ランディス監督による第1話 「ここだよ!」。

(ビック・モロー氏のご冥福をお祈りいたします。)

なおジョン・ランディス監督は、素敵すぎるプロローグも演出しています。CCR最高!

続いてスピルバーグ監督の「光の魔術師」ぶりとジェリー・ゴールドスミスの旋律の美しさがきわだつ第2話「 連れてってくれ」。

ディーン・R・クーンツの短編小説のように、不気味だけど爽やかな余韻を残す第3話は、ジョー・ダンテ監督による「王になった少年」。

そして最後を締めくくるのが、我らがジョージ・ミラー監督の「翼に乗った天使」。
やっぱり面白さではこのエピソードが突出してますね!

ところで私はこの映画が好きすぎて、点数が「激甘」なのかも知れません。
これからご覧になる方は、「ハードルかなり低め」でお願いしますね。(笑)
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