Primrosehill

プレステージのPrimrosehillのレビュー・感想・評価

プレステージ(2006年製作の映画)
4.0
クリストファー・ノーラン作品の中でもわかりやすく、ほどほどに奥深く、どんでん返しもあり、楽しめる。
やはりノーラン作品は好みです。
最初にマジックの基本をマイケル・ケーンが伝え(彼が出ると映画が引き締まる、そしてハズレ映画なし!)しかもその場面が二度、三度(目もあったかな?)も出ることで、これはマジックだけでなく、この映画、そしてこの映画以外の全ての映画に通じる、ノーランの考えだとわかる。
ストーリーはマジックというよりは男の嫉妬、愛憎ドロドロなのだが。
しつこいほどの攻防が徐々に小気味よく感じてしまう。
一番のトリックはなんとなく気がついてしまったが。
2回観たくなる映画作りはこの頃からだったのか?
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